こんにちは。
2025年1月にフランスで出産予定の妊婦です。今回は、臨月に入ったので入院に持っていく荷物の紹介をしたいと思います。
前回の記事は下記リンクからご覧ください。それ以外の出産関連記事はカテゴリーの「出産」からご覧ください。出産関連記事は日本語のみの更新です。
こんにちは。
2025年1月にフランスで出産予定の妊婦です。今回は12月中旬に受けた麻酔医との面談と36-37週検診の様子について紹介します。
前回の記事は下記リンクからご覧ください。それ以外の出産関連記事はカテゴリーの「出産」[…]
—-2025年2月8日 1月に出産を終えて、実際に必要だった・必要無かったなど緑色で追記しました——
私たちの状況
私・日本人35歳初産 夫・フランス人35歳 会社員
妊婦の職業 自営業
初回検診から出産までフランスSavoi地方の公立病院
ありがたいことに、フランスの家族や友達からお下がりを沢山いただいたので全てを一から揃える必要はありませんでした。なので、あくまで私の場合になりますが、最後にかかった費用もご紹介します。同じく出産が近い方の参考になれば幸いです。
フランスで出産 入院準備 Valise maternité
まず、病院に持っていく物を用意するにあたって優先したのは8カ月検診の時に病院から渡されたリストでした。そこに書かれている物はすべて準備しましたが、それは必要最低限のものだけのリストだったので、フランス人がUPしているYoutube動画やブログ、あとはフランスの出産準備講座でもらったリストも参考にして自分なりのリストを作成しました。ちなみに、フランス語で入院バックを検索するには「Valise maternité」と検索すると結構ヒットします。
また、病院から渡された資料では入院は産後3~5日が平均で、帝王切開や術後の体の回復状況によっては長引く場合があるとのこと。なので大体5日くらい入院する予定で用意しました。→実際、出産した日を合わせて産後5日目で退院しました。産前の入院を合わせると合計5泊6日の入院でした。
日本では分娩室用と滞在する病室用で「陣痛バック」「入院バック」と鞄を分けている人が多い気がします。フランスではどうするのが一般的かよく分からなかったので、とりあえず日本みたいに分けることにしました。鞄ごとの中身を紹介していきます。私の準備内容が正解だったかどうかは産後に色々答え合わせをしたいと思います。→私の場合は、特にバックをきっちり分ける必要はありませんでした。入院後、まず自分の病室に入って、産まれる直前に分娩室へ移動し、産後また自分の病室に戻りました。分娩室へは身ひとつで何も持って行かなかったです。なので、自分がどこに何が入っているか分かっていれば、きっちり「陣痛バック」「入院バック」と分ける必要は無かったなと思いました。
陣痛バック Sac pour la salle de naissance
まずは分娩室(陣痛室)用の荷物。ちなみにその部屋はフランス語では「salle de naissance」もしくは「salle d’accouchement」と呼ばれます。細かい中身を順に紹介します。
書類系
- ノート・ペン
- 家族手帳(Livret de famille)。結婚している場合。
- 携帯
- 財布
- 身分証(Pièce d’identité)
- 血液型カード(carte de groupe sanguin)。私はカードは無いので、妊娠初期に血液検査をした結果の書類を入れました。
- 保険証と任意保険カード(Carte vitale + carte de mutuelle)
- 妊娠中の検査データ(Echographies et examens réalisés pendant la grossesse)。妊娠中に渡された書類や各検査の結果を1つのファイルにまとめて入れました。
- ワクチン手帳(Carnet de vaccination)。私は手帳は無いので日本でのワクチン履歴をフランス語翻訳した書類と、フランスで受けたワクチンの記録を1つのファイルにまとめて入れました。
③以降は直前まで使う可能性があるので、入院直前に入れる予定です。ノート・ペンは病院でメモを取るために持ってくるように病院のリストに記載がありました。⑤の身分証から⑦の検査データも病院のリストに記載があったし、どのリストを見ても書いてあったので必須でしょう。⑧は病院のリストには無かったですが入れている人もいたので念のため入れました。
→⑥~⑧は私は実際使用することはありませんでしたが、緊急時など必要になる可能性があるので病院から指示が無くても入れていった方が良いでしょう。その他①~⑤は全て必要でした。特に家族手帳と身分証は、入院中に夫に各種手続き(病院の事務手続き、役所への届出など)をしてもらうのにさっと渡せるので持って行ってよかったと思います。
出産直後の赤ちゃんの服
病院のリストでもネットの情報でも、生まれてすぐ着せる服1セットは他の服とは混ぜずに分けておくように書いてありました。
- 長袖の肌着・ボディ
- パジャマ
- 毛糸の羽織
- 帽子
- 靴下
- おむつ
全て1セットずつです。おむつはリストにはありませんでしたが試供品でもらった1枚があったのでそれも念のため入れました。季節や地域によって気候が違うので、指定される物や素材が変わる可能性もありますが、病院内は温度管理されているから極端に違うことは無いと思います。とりあえず、雪国の1月生まれ予定の我が子用の初めての服はこんな感じです。おそらく分娩前に助産師に渡して、生まれたら着せてもらうのだと思うので渡しやすいようにこれらの服だけをまとめて1つの衣装袋に入れました。
→私は手持ちのお下がりの服が3カ月用の大きさの物がほとんどでした。肌着もパジャマも少し大きいくらいは折って使えばいいし、すぐに大きくなるから「3カ月用でいいや」と新生児用の購入をケチって用意しなかったんです。でも、結局3カ月用は大きすぎて息子が着心地が悪そうで、ケチったことを反省しました。笑
息子は3200gほどで生まれ、病院では「買い足すなら新生児用は小さすぎるので1カ月用を買うと良いよ」とアドバイスをもらったので、私が入院中にいつも行っているスーパーや近所にあるGEMOという服屋などへ夫に行ってもらい、肌着とパジャマを5着ずつくらい買ってきてもらいました。皆さんも事前に用意するなら、大きさは1カ月用(0カ月用は出生時の大きさやメーカーによっては小さい可能性あるため)、首座り前の着替えに便利な前開きを奨めします。
母のスキンケア系
- リップクリーム
- ティッシュ
- ハンドクリーム
- 鏡
これは特にリストにはありませんが、外出時にいつも私が必要と感じるものなので病院にも持っていくことにしました。バラバラにならないように写真の小さなポシェットに入れました。
→これはすべて必要でした。しかし、産後メンタルが不安定で号泣してしまったので夫が別途持ってきていた箱ティッシュを大量消費しました。笑
なので、ティッシュは箱ティッシュも持参をお勧めします。
快適に過ごすために入れたもの
- スリッパ
- 扇子
- ハンカチ
- ドリンク、エネルギー補給の食べ物
上記4点は全て病院のリストには入っていませんでしたが、フランス人が紹介しているリストに多く入っていて、自分も必要と思うものだったので入れました。スリッパは普段使っている物はかさ張るので、持っている中で一番コンパクトな飛行機用のをチョイスしました。
飲食は無痛分娩の場合は程度まで飲食OKなのか、また病院によってもどの程度までOKしてくれるのか不明ですが一応入れました。ウィダーインゼリーは日本の家族が送ってくれました。水は500mlと1.5Lの大小2本持って行く予定です。
→必要なのは①のスリッパのみでした。季節なのか土地の気候なのか分かりませんが、扇子は使わず。病室も分娩中も適温でした。分娩室は手ぶらで行ったし食べる余裕も無かったので④も不要でした。
その他
写真を撮り忘れた物があったので追加です。
- 携帯の充電器
- ミストスプレー
- 延長コード
- 吸水シート
①は必須ですね。②のミストスプレーは病院のリストを含めてフランスのどのリストにも記載されていました。部屋は乾燥したり暑かったりするから使う人が多いようです。私は使うか分かりませんが、一応小さいサイズの物を買って入れておきました。③は念のため。→②はやはり使用せず、不要でした。③は持って行ってよかったです。病室のコンセントは遠かったし、数も少ないので、差込口が3口以上の物を持参すると何かと便利でした。
④の吸水シートは、退院後におむつ替えシートとして使う予定でまとめ買いしたものですが、病院に向かう途中で破水する場合を考えて、車の座席に敷くために陣痛バックにも念のため2枚入れました。→私は入院後に破水したので、結局不要でしたがこれは結果論で、車で破水の可能性もあったので入れていて正解だったと思います。
以上、分娩室の物を全てをコンパクトなリュックに入れて陣痛バックを作りました。まだスペースがあるのでブランケットか羽織を入れるかもしれませんが、今のところはこれだけです。→結局、いつもソファーでひざ掛けとして使っているブランケットを追加しましたが無くても過ごせたので必須ではありません。
入院バック 母親用 Sac pour le séjour maman
出産後の私の病室滞在用の荷物です。こちらも中身を順に紹介します。
衛生用品
- ポータブルウォシュレット(Douche intime périnée)
- 夜用ナプキン 1パック
- パンツ型の使い捨てナプキン 5枚
- 授乳パット 4セット合計8枚
- 乳首クリーム
- ボディクリーム
②③は病院のリストに記載がありました。③使い捨てナプキンは1パック10枚入りで購入しましたが悪露が多いのは一般的に産後約2日らしいので、持っていくのは最小限の5枚にしました。もし足りなくなったら夫に持ってきてもらおうと思っています。ちなみに、サイズはMを購入しました。身長157センチ、臨月で68キロの私でちょうどのサイズ感です。産後すぐお腹が凹むわけではないし、緊急帝王切開になった場合は術後の傷が痛いと思うので、圧迫の無いLサイズでもよかったかもしれません。悪露が落ち着いてきたら、普通のパンツと②夜用ナプキンで過ごそうと思っています。こちらは病院のリストで1パックと記載があったので1パック丸ごと持っていきます。→全て私には必須でした!会陰切開したので①のポータブルウォシュレットは無かったら私の下半身は終わっていたでしょう。トイレットペーパーで拭くなんて怖すぎてできませんでした。悪露の量は日に日に減っていたものの、それでも結構出ていたので漏れが怖く、結局③パンツ型の使い捨てナプキンは家に残っている分も夫に追加で持ってきてもらい全て使い切りました。サイズはМで大丈夫でしたがジャストサイズだったので、余裕がある方が良かったり帝王切開だった場合はLサイズが良かっただろうと思います。病院からも産褥パッドを何枚かもらったので、逆に②のナプキンは入院中はそんなに使いませんでした。
④の授乳パットは病院のリストにはありませんでしたが、母乳育児を希望しているので一応4セット分入れました。これは母乳の出具合や、そもそも出るのか、その時にならないと分からないので枚数は適当です。こちらも自宅にまだ在庫があるので、もし足りなければ夫に頼みます。→入院中は染み出るほど母乳は出なかったので、授乳パッドは私は使いませんでした。退院後に使用しています。
乳頭クリームも病院のリストには無いものの、フランスでも持って行っている人が多いです。日本でも有名なMedelaというメーカーの物をアマゾンで買いました。ボディクリームは私が普段使っている物と試供品でもらった物を入れました。→これは持って行ってよかった!初めは乳首が固いからか、赤ちゃんが吸い慣れてないからか、乳首にかさぶたができるくらい痛くて、授乳のたびにクリームを塗っていました。今は授乳をしても痛さはそんなにないのでクリームは塗っていません。病室は乾燥していたのでボディクリームも必須でした。
お風呂、スキンケア用品
- 歯ブラシセット
- コンタクト用品
- スキンケア用品
- シャンプー、コンディショナー
- くし、ヘアピン、ヘアゴム
- 日焼け止め
- 化粧品
最低限のバス、スキンケア用品を入れました。基礎化粧品、シャンプー、コンディショナーの容器は日本から持ってきたトラベルサイズ・試供品サイズでできるだけコンパクトにしました。眼鏡は当日着けていく予定で、コンタクトと化粧品は退院の時や写真を撮る時(余裕があれば)の為です。化粧品はコンシーラーとアイブロウのみの最小限。→どれも必要だと思いました。ただ⑦は必須ではないですね。私も結局退院時に眉毛を書いたくらいでした。ちなみに唯一入れ忘れたのは、ドライヤーでした。病院には無かったので途中で一度帰宅した夫に持ってきてもらいました。
リネン系
- パジャマ 2セット
- バスタオル 1枚・フェイスタオル 2枚
- 着圧ソックス
- 下着(授乳ブラ3枚・パンツ5枚・暖かい靴下4セット)
①パジャマは妊娠中から使っている物で、授乳口の付いている2セットにしました。授乳口は人によって賛否が分かれ、結局前開きのパジャマが良かったという意見も目にしました。私は前開きは1セットしか持っていないので被りタイプと1セットずつ合計2セット入れました。→入院直後から産後2日目くらいまでは病院着を借りていたので結局パジャマを着たのは3日間でした。退院の日は入院した日の服を着たので実質はパジャマは2日くらい。そして、検査、トイレの時の便利さを考えるとズボンを下げなくていいワンピースタイプを強くお勧めします。私はワンピースタイプ1着しか使いませんでした。そして、やはり授乳は前ボタンを開ける方が便利だったので、授乳口は必須ではないと感じました。
②タオルも持参の必要があるようで、病院のリストにタオルとバスマットが記載がありました。フェイスタオルの1枚をバスマット代わりにしようと思います。タオルって結構かさばりバスね。→病室にタオルは無かったのでこれは必須でした。枚数もちょうどよかったと思います。
③着圧ソックスは妊娠中も使っている、日本から送ってもらったものを入れました。④授乳ブラはとりあえず3枚。産後2日くらいは悪露のために使い捨てパンツを使う予定なので、普通のパンツは汚れて替えたとしても5枚くらいでいいかなと思っています。あとは冷え対策であったかい靴下。→着圧ソックスはあってよかった。産後すぐ履きましたが、足以外も全身浮腫みがありました。病室は温かかったので私は靴下は不要でした。
軽食
完全に遠足気分ですが、スナック類を小さな鞄にまとめました。滞在中にこんなに自由に食べていいか分かりませんが、日本の家族が送ってくれたものを中心に入れました。→私の場合は④の軽食は合っても無くても良かったです。利用した病院は3色のボリュームも多かったし、16時頃におやつも出たので量は十分だったし、体の痛さで食欲どころではなかったです。
その他
- リップ、ハンドクリーム
- ティッシュ
- ビニール袋
- カイロ
- エコバック
- 三脚
- 円座の代わりのネックピロー
病院のリストには無いその他の持参品です。
①②のリップ・ハンドクリーム・ティッシュは陣痛バックにも入れましたが、すぐに欲しい場合が多いのでハンドクリームと合わせて入院バックの外ポケットにも入れました。③ビニール袋はあれば何かと便利なので3つくらい入れました。→ビニール袋は結局使いませんでした。1つあれば十分でしょう。
④カイロは日本から送ってもらった物があったので、貼るタイプと貼らないタイプ2枚ずつ入れました。病室は大丈夫そうですが、退院時寒かったら使うかもしれません。→病院内は使いませんでしたがやはり退院時にお腹と腰に貼りました。
⑤エコバックは洗濯ものを入れるのに使おうと思っています。夫は付き添いの予定ですが、退院までに夫だけ家に帰るタイミングがあると思うのでエコバックごと託して洗濯してもらい、退院時の荷物を少しでも減らそうと思っています。→予想通り洗濯物が結構出たので、産後2日目くらいに夫が一時帰宅するタイミングでこれに洗濯ものを入れて持って帰ってもらいました。
⑥三脚は日本の家族とテレビ電話をしたり、家族3人で写真を撮るのに使えるかもと思って仕事で使っているものを入れました。→入院中1回だけ使いました。
⑦のネックピローは完全に自己流ですが円座の代わりに使ってみようと思い入れました。使うか分からないけどかさ張る円座をわざわざ買いたくなく、家にあるもので代用できないかと考えて空気を入れて使うタイプのネックピローを選びました。退院時の車に乗る際などに試してみたいと思います。→案外良い案でした。産後直後の入院中はこれが合っても痛いものは痛いのですが、無いよりはよかったし、帰宅後に家でも椅子に座る際などに重宝しています。産後3週間過ぎたくらいからこれが無くても痛みなく座れるようになってきたのでわざわざ円座クッションを買わなくてよかったと思いました。
バックに入れたらこんな感じ。結構パンパンです。あ、鞄は妊娠中ミシンに熱中した時期に作ったものです。大きめのサイズで作ってよかったです。あとは授乳クッションも抱えて持っていく予定です。滞在中はパジャマで過ごし、退院時は入院時に来ていく服を着ようと思っているので特に普段着は用意しませんでした。
入院バック 赤ちゃん用 Sac pour le séjour bébé
小さい体なのに子供のための荷物が一番多かった。笑
滞在中の洋服
- 長袖の肌着・ボディ 5枚
- パジャマ 5枚
- 毛糸の羽織(brassières) 3枚
- スリーパー(Gigoteuse ou Turbulette)1枚
- 退院時の服
- 帽子 2枚
- 靴下 5セット
- よだれ掛け 3枚
色んなフランスのサイトを見ても大体同じ内容だったので、病院のリストに記載されていた内容で揃えました。⑥⑦⑧は枚数の指定が無かったので適当に入れました。よだれ掛けは必要な人とそうでない人がいるみたいですが、生まれてみないと分からないのでとりあえず3枚入れました。→産まれてすぐに着せる「出産直後の赤ちゃんの服」は別途用意してあるのでそれをカウントしない場合、ボディとパジャマは3枚使用しました。初めての沐浴は産まれた翌々日で、それまでは産まれてすぐ着せた服から着替えませんでした。なので、産まれた日と2日目は同じ服、3~5日目は1日1回ずつ着替えました。なので退院の日を含めても3枚ずつでOK。予備を含めて4枚、多くても5枚で良いかと思います。病院では帽子・靴下を常に着せていましたが、両方とも毎日換える必要は無かったので、それぞれ2枚で十分でした。よだれはまだ出なかったのでよだれかけは不要でした。
③の羽織ですが、フランス語では「pulle」「gilet」「brassières」などいろんな言葉で書かれていて、何がちがうの?と嫌になりそうでしたが、調べてみるとどうやらどれもカーディガンみたいな室内用の羽織のことのようです。それぞれ形が違い厳密には同じものでは無いため言葉も色々存在するようですが、要は防寒の為なので私はあまり拘らずに毛糸の羽織を入れました。→こちらは用意した通りの枚数でちょうどよかったです。
退院時は特にセレモニードレスを着せる習慣は無いようなので、肌着とパジャマ、帽子に加えて暖かい上着とブランケットで包んで退院しようと思っています。退院時の肌着だけは特別で、日本の母が戌の日の参拝で購入してくれたもの(上記写真の左上の白い肌着)を退院時に着せようと思っています。これからの外の世界で守ってもらえるように。
スリーパー以外の物は写真右上の衣装袋に入れてまとめました。
おむつ・沐浴 関連
- おむつ 2-5kg用 42枚入り 1パック
- 四角いコットン 1パック
- 水を入れるボトル 1本
- 精製水(Sérum physiologique) 5ml×40本入り 1箱
- 沐浴用ソープ (Gel lavant)
- クレンジングミルク(Lait de toilette)
- お尻ふき
①~④は病院のリストに記載があったものを記載の量だけ入れました。③の水のボトルは用途が分からなかったので病院で質問したら、おむつ替えの時にコットンに水を含ませてお尻を拭くそうなのですが、その水を入れる用だと教えられました。なので、500mlのペットボトルでもOKだそうです。私は水筒だけ持って行って、病院で水道水を入れようと思っています。
→産後、病院からおむつ2種類合計15枚程度、沐浴用ソープのミニボトル2種類、保湿クリームなど試供品の入ったセットをもらいました。
もらった沐浴ソープの内1つは自分たちが買った商品と同じだったので、病院での沐浴はそちらのメーカーを試し、肌トラブルが出ていないので自宅でも引き続き同じ商品を使っています。
あと、隣の部屋を掃除していたスタッフから、隣の人が未使用のおむつを置いて行った(赤ちゃんに合わなかったから捨てていった?)からもったいないから使いませんか?とパンパース1袋20枚くらいもらいました。おむつはいくらあっても困らないのでありがたくいただきました。1日7・8枚消費したのでそれでも少なくとも1パックは持参が必要です。ちなみにパンパースは高いので、買い足すタイミングで近所のスーパー(InterMarché)のPB商品のおむつに変えました。値段も安いし、使用感も個人的にはそちらの方が好きです。
④の精製水はフランスでは一般的に目、耳、鼻の洗浄に使われることが多いようですが、赤ちゃんに対してどのように使うかまだ謎です。夫も分からず。でもフランスのリストには必ず記載されているし、病院からも1箱という指定があったのでので結構使うのでしょう。産後、使い方を教えてもらおうと思っています。→こちらは毎日の鼻・目の洗浄に使用するためでした!1箱には5mlずつ小分けされたの小さいボトルが40本入っているのですが、目はコットンに精製水を少量染み込ませてふき取ります。鼻はボトルを片方の鼻の穴に軽く突っ込み精製水を流し入れて反対側の鼻の穴から出すという鼻洗浄の要領で掃除します。目と鼻合わせて1日1本使用します。
⑤⑥のソープ・クリーム系はリストには無かったのですが一応購入しました。入院中は病院にあるものを使用するのか、そもそも使わない方がいいのかわかりません。これも産後のおむつ替えの時や、沐浴指導の時に助産師さんに質問しようと思っています。→上記追記の通りです。
⑦のおしり拭きもリストには無かったですが、ウエットティッシュとしても使えて滞在中便利なので1パック持っていきます。→病院でおむつ交換の際は水とコットンのみ使用するよう指導されました。少しでも自然ではない成分が入っているからできればお尻ふきは使用しない方がいいという考え方のようです。なので、おしりふきは外出時などのみ使用しようと思います。自宅ではコットンだけ買えばいいので経済的で助かっています。念のため買った⑥クレンジングミルクも使っていません。
リネン類
- 赤ちゃん用バスタオル 1枚
- おくるみ 1枚
- ガーゼ 30cm×30cm 5枚
- 爪切りセット
こちらは病院のリストにはありませんが、必要と書いている人もいたので入れました。おくるみはガーゼで薄手の物。爪切りセットは生まれてみないと切る必要があるか分からないので念のため、小さなガーゼと一緒に小さいポーチに入れて持っていきます。正直①の赤ちゃん用バスタオルは持っていくか迷っています。リストに無いので病院のものを使う可能性があるし、必要になったら私の入院バックに入れた大人用を使えばいいので。今はとりあえず入れています。→こちらは全て不要でした。沐浴時のタオルは病院の物を使用しました。おくるみは使用する場面が無く、生後3週間は爪切りはしない(気になる場合はミトンをつける)よう言われたので爪切りも病院では使用しませんでした。ガーゼは母乳がよく出るようになった今は使用しますが、病院では使いませんでした。少し母乳がこぼれたりしたら病院ではティッシュで対応していました。
その他
フランスでは出生後、健康手帳(carnet de santé)という日本の母子手帳の子供の情報だけバージョンのような手帳が発行されます。渡されるタイミングは入院中なのかもっと後なのか分かりませんが、ケースを作ったの一応持っていきます。ポケットティッシュで隠している部分には子供の名前を刺繍しました。フランスの健康手帳と日本の母子手帳(在仏日本大使館のサイトからダウンロードして印刷しました)をこれに一緒に入れて保管したいと思っています。→退院の日にドクターが最終検査をしてくれ、その時に健康手帳も貰いました。カバーは帰宅後にはめればいいので、病院に持っていく必要はなかったですね。
赤ちゃん用の入院バックは大きめのスポーツバックにしました。全部入れても少しスペースがあるので、夫の付き添い用荷物はここに一緒に入れようと思っています。
入院用品にかかった費用 合計149€
今回のバックを用意するのに購入した物の値段を紹介します。主に近所のスーパー(Intermarché)、Amazon、Bébé9というベビー用品店という3か所で買い揃えました。
- 爪切りセット / Bébé9で購入 … 10€
- ポータブルウォシュレット / Amazonで購入 … 10€
- 精製水 5ml×40本入り 3箱セット / Amazonで購入 … 14€
- 防水シート100枚セット / Amazonで購入 … 32€
- ガーゼタオル 30 x 30 cm 10枚セット / Amazonで購入 … 13€
- Medela乳首クリーム 37g / Amazonで購入 … 10€
- おむつ 48枚入り サイズ1 / 近所のスーパーで購入 … 15€
- 四角いコットン 1パック80枚入り / 近所のスーパーで購入 … 2€
- 沐浴用ソープ 750ml 1本 / 近所のスーパーで購入 … 5€
- クレンジングミルク 400ml 1本 / 近所のスーパーで購入 … 4€
- 授乳バッド 36枚入り1箱 / 近所のスーパーで購入 … 5€
- パンツ型使い捨てナプキン サイズМ 10枚入り1パック / 近所のスーパーで購入 … 8€
- 夜用ナプキン 14枚入り1パック / 近所のスーパーで購入 … 3€
- おしりふき 1パック68枚入り×2パック / 近所のスーパーで購入 … 2€
- ミストスプレー 1本75m / 近所のスーパーで購入 … 1€
- その他(日本から送ってもらったカイロ、食べ物、など€換算したとして) … 15€
合計149€でした。
我が家の場合、新生児服はおさがり100%。自分たちで購入したのはゼロだったのが経済的にかなり助けられたと思います。加えて、鞄や衣類ポーチなど上記購入品以外のものは家にあるもので賄ったので、割と費用を抑えられた方だと思います。
また、防水シートやガーゼタオルなど、出産時だけでなく産後も使えるものもあるので無駄な買い物はあまりしていないと思います。
バック選びのポイント
情報収集しているとフランスでも日本でも、「中型のスーツケース1つ」と「トートバックもしくはリュックを1つか2つ」というセットで用意する人が多いように思いました。でも、我が家にあるスーツケースは極小か特大かでちょうどいい大きさのものが無いのです。また、スーツケースは中身を出し入れするのにスベースが必要で、病室でいちいち広げるのが面倒だという意見も見たので、私はスーツケースを使わないことにしました。
→この選択は大正解でした。病室は狭くはありませんでしたがそんなに広くも無かったし、検査の機械の出し入れや、食事・掃除で人の出入りが結構あるのでスーツケースを開いていたら邪魔だったと思います。それにちょっと中身を取ったり整理したいだけなのにいちいちスーツケースを開かないといけないのも面倒だったでしょう。何より、普通の鞄だと椅子や台などに置いて立ったまま開閉ができるのが助かりました。産後のボロボロの体だとしゃがんだり座ったりのスーツケースの開閉に必要な動作はかなり辛いので。
今回紹介したバックを合わせるとこんな感じ。退院時に使うベビードシートも持っていきます。ベビーシートはベビーカーとセットで購入したので、購入品紹介をするときに詳細を書きますね。こちらはなんかすごい荷物が多い気がするのですが気のせいでしょうか…削れるものは削ったはずだけど、無駄なものがあるのかな?泣
→結局詰めたら軽量化できたので、リュックは持って行かず、他の2つのバックに分散しました。
この用意が正解だったかは出産後に共有しますね。また、フランスでの出産経験者の方、「それはいらないよ!」というものがあれば教えてください。
→産後の感想は緑文字で追記しました。あくまで私の体験談ですが、参考になれば幸いです。
今回、他のベビー用品の購入品なども紹介しようと思いましたが、入院準備だけで結構なボリュームになってしまったのでまた別の記事で紹介したいと思います。
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———-2025/1/7 ベビーグッズ購入品・準備品の紹介の記事をUPしました。下記リンクからご覧ください————
こんにちは。
2025年1月にフランスで出産予定の妊婦です。今回は予定日まで約1週間となり赤ちゃんを迎える準備も整いました。今回は私たちが購入したベビー用品と寝室のセッティングを紹介したいと思います。
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