ご無沙汰しています!
実は10月中旬から先週まで約1カ月間、日本へ一時帰国していました~!
初の子連れフライトの経験を記事にしたいと思います。
この情報が必要な人に向けてできるだけ細かい情報を!と思ったら想像以上に長文になってしまいました。
お時間のある方のみご覧ください。笑
今回は息子が生まれて初めての一時帰国で、メインの目的は私の家族と息子の初対面と息子のお宮参りでした。
アルプスの山の上の生活しか知らない息子は日本でたくさんの刺激をうけて急成長した1か月で、私たち夫婦も新しい経験をたくさんした旅となりました。
夫は休暇期間の関係で日本滞在は2週間のため、先にフランスへ帰国。
なので私のフランス帰国時は10か月の息子を連れてワンオペフライトでした。
10か月赤ちゃんとのヨーロッパフライト
日仏ハーフのパスポート事情
息子は今のところフランスと日本の両方の国籍を持っています。
この場合は日本とフランスを行き来する際、両国のパスポートを持っておかないといけないようです。
フランスでの出入国時はフランスのパスポートを、日本での出入国時は日本のパスポートを提示するというのが原則のようです。
これは心配だったので、日本入国時に入国審査官の方にも質問して正しいと確認した情報です。
あくまでも日本とフランスを行き来する場合です。
正直、どちらか一方のパスポートしか持っていなくてもバレる可能性は低いので渡航不可能ではないでしょうし、ネットを見ているとフランスのパスポートだけしか持っていないという人もちらほら。
でも、私は旅行中に何があるか分からないし、ただでさえ初フライトで緊張しているのにトラブルになる可能性を残したまま旅行するのは嫌だったので、両国のパスポートを携帯しました。
息子が生後2・3カ月のころに両国のパスポート申請をしたので、申請方法の詳細については別途記事にします。
ちなみに、航空券購入時はまだフランスのパスポートしか手元に無かったのでフランスのパスポート番号で予約をしました。
往路(リヨン→パリ→羽田)の持ち物・装備
まず、エールフランスは大人1人に対して、「23kg以下の受託手荷物」と「12kg以下の機内持ち込み手荷物」が制限です。
そして、乳児連れの場合は席は購入していなくても、上記に加えて「10㎏以下の受託手荷物」と「12㎏以下の機内持ち込み手荷物」が追加可能でした。
その他大きさの制限もあるので詳しいことは航空会社のHPを確認してから荷造りしましょう。
私たちの往路の装備は下記の通りです。
- 受託手荷物:大型スーツケース計2個 大人2人それぞれ1つずつ
- 機内持ち込み荷物:夫はリュック、私はマザーズバック
- 息子の食料(ミルク、コンポート、ベビー煎餅)
マザーズバックに入れた - 息子のおしゃぶり・おもちゃ・念のための着替え・おむつ替えセット
マザーズバックに入れた - 夫婦二人の物は最小限に、夫のリュックと私のマザーズバックに分散
- ベビーカーは持参せず、日本で調達予定
抱っこ紐持参
ミルクはCAさんにお願いすれば機内で作ってもらえるので、キューブの粉ミルクと哺乳瓶を持参しました。
今回、最初の1週間は関東滞在、残りは関西の実家滞在という旅程でした。
乳児連れで追加できる荷物の量はもっとありましたが、関東→関西への鉄道での移動時に荷物が多すぎると困るので上記の量としました。
また、日本での移動が少しでも楽になるように1つのスーツケースは羽田到着時にそのまま実家まで宅配便で送ることにしました。
ということで、荷造りの時点で関東滞在で使うものが入ったスーツケースと、それ以外の関西でしか使わない物が入ったスーツケースの2つに分けておきました。
関西でしか必要ないものは、ほとんどが関西で会う人へのお土産でしたが、意外に空きスペースができたので、フランスではもう使わないけど日本の実家で保管しておきたいもの(ウエディングドレスや読み終わった本など)で余白を埋めました。
いざ日本へ出発
私たちは地方在住なので1番近いリヨン空港からの出発でした。
往路は夫も一緒です。
今回は一番安かったエールフランスを利用し、リヨン→パリ→羽田で帰省しました。
リヨン→パリは約1時間のフライト、パリで6時間のトランジットの後、パリ→羽田は13時間のフライト。
実際の流れは以下のような感じでした。
フライト2時間前
リヨン空港到着
車は2週間後の夫のフランス帰国までリヨン空港に駐車しました。
まずは15:00発の国内線の利用なのでそんなに急がなくてもいいのですが、余裕をもって2時間前の13:00頃に駐車場に到着しました。
一番安い駐車場を事前にWeb予約しておきました。
2週間で73,90€でしたが、自宅は公共交通機関でアクセスができない場所なので空港へは車で向かう選択肢しかなく、我が家は迷わず空港の駐車場を予約しました。
予約方法も簡単だし、駐車場所や駐車方法も事前にメールで送られてくるので特に難しくありませんでした。

こんな感じのガレージに停めて、事前にメールで受取ったQRコードを読み取るとシャッターが閉まります。
この時は屋根付きですが、その後ロボットが車を移動させるようなので、保管場所は屋根付きかどうか定かではありません。
車庫の目の前のバス停からシャトルバスに乗ればターミナルへも数分でアクセスできますし、値段も恐ろしく高い訳ではないので私たちは満足しています。
リヨン空港で駐車場利用を検討されている方は「Parking P5+ robotisé」がおすすめです。
フライト1時間30分前
荷物を預ける駐車後にバスでターミナルへ移動したらすぐに荷物を預けました。
エールフランスのマイパージで事前にWebチェックインしていたので、荷物を荷物を預けるだけ。
しかも私たちはベビーカーなど特別な荷物は無かったので、こちらもセルフ。特に並ばず終了しました。
便利な世の中です。その後はとりあえず何があるか分からないので早めに手続きは済ませておこうということで、早速セキュリティチェックへ。
子供のミルクやコンポートは液体扱いですが、その旨口頭で申告したら特に問題ありませんでした。
帰りのパリ到着時はそれに苦しめられることになるのですが、後で書きます・・・
フライト1時間前
搭乗ゲート付近へ到着
出発の1時間前の14:00頃からセキュリティエリアで待機していました。
おむつを替えたり身の回りを整えて、あとは搭乗を待つだけ。
出発時間15:00
離陸
リヨンからパリに向け出発。
搭乗は徒歩でした。
間近に見える飛行機に圧倒されながらもグズることなく搭乗しました。

離陸時はベビー煎餅を食べさせたりおしゃぶりを加えさせたりしていたら耳抜きは問題なかったようで痛がる素振りはありませんでした。
ただ、離陸してベルト着用サインが消えるまでは大人の膝の上で子供用のベルトを着用しないといけません。
日頃から膝の上で寝るというのは皆無の息子。
動きたいのと、昼寝の時間で眠くなり始めたので離陸後しばらくしたら少し機嫌が悪くなり始めました。
しかし、本気で機嫌が悪くなる前に着用サインが消えたので立ち上がって10秒ほど抱っこで揺らすと即寝してくれました!
フライトと昼寝のタイミングが完璧だったのでしょう。
寝たのは約30分でしたがパリへは1時間ほどのフライトで、起きた時には着陸体勢に入っていました。
短いけど深く眠ったようで、着陸時も膝の上でいい子にしてくれていて、おしゃぶりでの耳抜きも完璧でした。
16:00過ぎ
パリ到着
定刻にパリ・シャルルドゴール空港に到着。
羽田への便は22:00発なので約6時間の待ちです。
トランジット中
まずはシャルルドゴール空港内を散策。
最終的には出国審査を通過して羽田行の便の搭乗口近くまで行くのですが、どのエリアが子連れで休みやすいかをブラブラしながら探します。
結局、出国審査通過後のエリアも設備は同じだと分かったので、とりあえず出国手続きを済ませて搭乗口近くまで行くことにしました。
特に空港内のバスやモノレールに乗る必要は無く、徒歩でエリアを移動しました。
出国審査は家族でまとめて通してもらえ、息子もフランスのパスポートを提示し特に問題なく終了。
片親と子供のみでフランス出国する場合は、子供の連れ去り防止の観点からもう一方の親の同意書の提示など必要なようですが、今回は夫も一緒だったので特に特別な確認はありませんでした。
その後キッズスペースを発見しましたが、赤ちゃん向けのエリアでは無かったので、羽田便の搭乗口付近でゆっくり待機することにしました。
立ちはしないけどズリ這いを覚えて動きたい盛りの息子。
私たちはこんな感じで、端の方の邪魔にならないスペースの地べたで待機しました。笑

でも、結局これが一番便利でした。
大き目のブランケットを持参するのがおすすめです。
機内での防寒でも使えるし、広いスペースがあればレジャーシート代わりに使うこともできます。
18:30くらいにこのスペースを見つけて、私たちは売店で買ったサンドイッチを食べたり、息子にはミルクをあげたりしてゆっくり待っていました。
息子はいつも寝ている20:00ごろになると、眠そうにし始めたので抱っこ紐に入れて物陰の人通りが少ないところで寝かしつけました。
最終的にブランケットの上に下ろして45分ほど寝ました。
搭乗時刻21:20
羽田便の搭乗開始ここから私たちの過酷な13時間フライトが始まりました。いつもなら息子は爆睡している時間。
深夜便なら寝ている時間が多いから、昼間便より息子の負担が少ないのでは?と予想していたのですが、それが裏目に出ました。
息子は少しでも人影が視界に入るとそちらに気が向いてしまうので眠いのに寝られず。
抱っこ紐に入れて視界をブロックしようとするも効果は薄く、ご機嫌斜め。
搭乗してから機体が動き出すギリギリまで、立って揺らして寝かそうと頑張りましたが、どんどん雲行きが怪しくなる一方。
ベルト着用サインが点灯して、座るしかない状況になった時にはギャン泣きマックス!
CAさんにもいろんなアドバイスをもらうも一向に泣き止む気配なし。
あやしてみたりミルクをあげてみたりするも全く意味なし。本人も眠気が限界なのに寝られず怒り心頭なのです。
周りの方にも申し訳ないし、こちらはどんどん焦る。離陸したくらいからはもう成す術なし、ギャン泣きの息子を胸に抱きながら放心状態で過ごしました。
でもそれくらいから泣き疲れたのか、ちょっとずつ息子は眠りモードに移行。
泣いて→静かになってを繰り返します。
離陸後しばらくして、ベルト着用サインが消えたタイミングでCAさんざ私たちの座席の目の前にバシネットを取り付けてくれました。

この頃には息子はほぼ寝ていて、出発から1時間ほど経過した頃、完全に寝たのを確認してから慎重にバシネットの中に降ろしました。
着地成功!

機内で生後9か月を迎えました。
疲労困憊でしたが、しっかり記念写真を撮っておきました。笑
そんなこんなで周りの方には大変ご迷惑をおかけしましたが、無事バシネットの中で寝貸せることに成功しました。
座席は3・4・3の並びの4名かけの内2席だったのですが、隣も息子と同じくらいの月齢の子連れカップルでバシネットが二つ左右に並んでいる状態でした。
なので、どちらかが泣いたらどちらかが反応するという場面もあり、お互いハラハラしました。笑
丁度、息子が寝ている間に機内食のサービスがあったので、私たちもゆっくり食事をすることができ、その点はとても助かりました。
息子は一度寝たらしばらく深い眠りにつくので、この時はCAさんの作業音やトイレを流す音などで起きることも無かったです。
バシネットで寝始めて4時間ほど経過した頃、乱気流のためベルト着用サインが点灯したので大人の膝の上でベルトをしないといけなくなりました。
また泣いてしまうかと心配しましたが、一瞬ぐずっただけで膝の上でまた眠ってくれました。
フライト半分くらい経過したくらいで息子の眠りが浅くなってきたのか、バシネットに降ろすと起きてしまい、膝の上でも眠れなくなってしまいました。
また、私は息子からもらった風邪が完全には治っていない状態のため咳が止まらず、せっかく息子が寝そうになっても私の咳の振動で起きてしまうという悪循環・・・
最終的に着陸態勢に入るまで、フライト後半はほぼ座らず、抱っこ紐に入れてひだすらユラユラして過ごしました。
最初の大泣きよりも酷い状況になることはありませんでしたが、終始不機嫌という感じで精神をすり減らして到着を迎えました。
心身共に限界でしたが、息子のお世話に気を取られて正直気づいたら13時間経っていた印象でした。
もし機嫌よく過ごしてくれていたら、それはとても嬉しいですが時間の経過は遅く感じたんじゃないかなと思います。
日本時間18:30
羽田空港到着
やっと到着!
羽田便ということで機内アナウンスはフランス語と日本語の両方でされていたのですが、「羽田空港に着陸いたしました」という日本語のアナウンスを聞いた瞬間に私は涙腺が緩んでしまいました。
慣れない土地での出産・子育てを頑張っての帰省、長時間フライトを頑張って耐えてくれた息子への感謝など、いろんな感情が入り混じって今までの一時帰国とは違う新しい感情でした。
到着後は入国審査・荷物ピックアップを済ませてやっと自由に!ちなみに前述の通り、日本の入国審査では息子は日本のパスポートを提示します。
荷物ピックアップ後は、すぐに羽田空港国際線ターミナル内にあるヤマト運輸で関東滞在に必要ない方のスーツケースを実家に送りました。
余談ですが、日ごろフランスの郵便局の対応の遅さにイライラしている私は、ヤマト運輸で日本人の仕事の早さに感動し、逆カルチャーショックを受けたのでした。
往路の内容は以上です!
復路(関空→パリ→リヨン)の装備
- 受託手荷物:大型スーツケース1個と段ボール1個
- 機内持ち込み手荷物:マザーズバック1個
- 空港までは私の母が付き添い
- 日本で調達したベビーカーは空港で母が回収し実家で保管
抱っこ紐持参 - マザーズバックの中身はほぼ往路と同じ(息子の食料と暇つぶし用おもちゃなど)
大きなスーツケース2個の内1個は夫が先に持って帰ってくれていたので、スーツケースは1個でした。
冒頭でも記載した通り、幼児がいると「10㎏以下の受託手荷物」と「12㎏以下の機内持ち込み手荷物」が追加可能だったので、私はお土産や食料品を10㎏ギリギリまでたっぷり詰めた段ボールを受託手荷物に追加しました。
また、息子のミルクは今回は西松屋で購入した液体缶ミルクにしました。
手持ちの哺乳瓶の乳首を缶ミルクに直接装着できるので、ワンオペで少しでも手間を減らすためこれを選びました。
いざフランスへ
夫は先にフランス帰国していたので、復路は私のワンオペです。
復路の緊張ポイントはワンオペということと、パリでの乗り換えが1時間40分しかないということでした。
復路は関西の実家から出発だったので関空発。
とはいえ往路と同じパリでの乗り換えだったので、違ったポイントだけを紹介します。
関空→パリは気流・航路の関係で、復路は往路より1時間多い約14時間のフライトでした。
12:30発の昼間便です。
フライト6時間前
5:30実家出発
実家から車で京都駅→関空特急「はるか」で関空へという流れ。
空港までは私の母親が付き添ってくれました。実家はド田舎のため京都駅へは車で2時間弱かかり、京都駅からは鉄道で1時間半ほど。
子連れで何があるか分からないので、早朝で辛かったですが余裕を持って出発しました。早めに京都駅の駐車場に到着したので、車の中で息子に朝ご飯をあげました。
この頃にやっと空が明るくなってきました。

フライト4時間半前
7:50京都駅出発
事前にネット予約しておいた関空特急「はるか」に乗車し京都駅を出発です。
息子はベビーカーに乗せて母にお願いし、私がスーツケースと段ボールを運びました。

見えにくいですが、段ボールは写真のようにスーツケースの上に置いて、スーツケースに着けるベルトで固定すれば1人でもスーツケースと段ボールを運ぶことができました。
ちなみに、段ボールは10㎏ギリギリまで詰めたので空港の重量計でオーバーしないことを確かめるまでは、仮止めしただけの梱包でした。
なので、空港で最終梱包をするためにハサミとガムテープも持参しました。息子はグズッったら連結部分にいるしかないかなと思いましたが車の移動中によく寝たので機嫌がよく、予約していた席に座ることができました。
「はるか」には連結部分に大きな荷物置き場があるので、スーツケース・段ボール・ベビーカーはそこに置いておきました。

車内でも外を見たり、座席前ポケットをいじったりしていい子にしてくれていました。電車に間に合ったので、あとは乗っていればいいだけ。
まずは第一関門クリアです。
ここで早朝からの緊張が少し溶けて、段々と日本を離れる寂しさが押し寄せてきます。
フライト約3時間前
9:15 関空到着
チェックインは往路同様、事前にWebで済ませていたので特に手続きはしません。
受託手荷物の受付開始時間まで若干時間があったので、空港にある重量計で荷物の重さを測りました。
案の定、段ボールの方が300gほどオーバーしていたので息子の絵本を抜きなんとか規定内の重さに。この後は、スーツケースと段ボールは預けてしまうので、機内用のバックも含め中身の最終チェックをします。
OKだったので、段ボールはフランスまでの輸送に耐えられるようガムテープで厳重に封をしました。
段ボールから抜いたものとガムテープ・ハサミは母に預け、いつかフランスに小包を送ってもらう機会に同封してもらうことにしました。
フライト2時間半前
セキュリティチェック
荷物も無事に追加料金なく預けられ、トイレに行ったりして身の回りを整えてついにセキュリティチェックへ。母とはここでお別れ。
日本に来て自分の家族の近くで子育てをする良さを知ってしまい、いつもにも増して別れが辛かったです。
ずるずると一緒にいてはお別れがもっと辛くなるので、滞在中の感謝と別れの挨拶をしてお別れ。

母が撮っていたセキュリティチェックへ向かう私たちの写真。
はい、この後私は号泣しました。笑セキュリティチェックでは、液体ミルクを持っていることを申告しました。
200mlの缶が6本ほど入っていましたが子供の物は持ち込みokです。
X-RAY通過に係員の方が鞄の中身をチェックされますが、特に時間もかからず問題なく終了しました。出国審査では日本入国時と同様に、息子は日本のパスポートを提示しました。
その後、搭乗口付近に向かっている途中で息子は30分ほど寝てくれ、起きた後は早めのお昼ご飯を食べさせたりおむつを替えたりして搭乗に備えました。
搭乗時刻12:00
搭乗開始・離陸
機材が少し遅れており、12:00ごろに搭乗開始しました。
息子はいつも起きている時間だし、直前に少し昼寝・食事もしておいたので往路が嘘のようにご機嫌でした。
座席は2・3・2の並びの3列の通路側でした。
私の席しか予約していなかったですが、隣は空席でした。
おそらく、バシネットを取り付けると隣の席(3列の真ん中)の人は身動きが取れないので、航空会社側でわざと空席にしていたのだと思われます。
幸運でした!
息子は日本滞在中につかまり立ちができるようになってしまったので、搭乗から機体が動き出す直前まで、周りに邪魔にならない程度に自由にさせていました。
暗いですが、これは座席に向かってつかまり立ちしながら遊んでいるところです。

ベルト着用サインが点灯しておらず、かつ機嫌がいい時はこんな感じで過ごしていました。
でも油断するとハイハイでどこかに行こうとするので、この時は私は立って通路に出ないようにガードしています。
離陸時は膝上でベルトをしないといけないし、私は往路のトラウマもありどうなることかと思いましたが、おもちゃとベビー煎餅で何とか安定飛行になるまでご機嫌でした。
特に日本滞在中に友人が息子に買ってくれたこのおもちゃが大活躍!

丸い部分が突起になっているシリコン製のおもちゃで、突起部分を押して無限プチプチみたいにして遊べます。
100均で買えるようなのですが、息子はこれにドはまり!
離陸から30分ほどこれに集中してくれたおかげで膝上で静かにしていてくれたのです。
あまりの落ち着きに、通路を挟んだ隣に座っていたフランス人ご夫婦やCAさんたちに「なんていい子なの!」と驚かれたほどでした。
往路が本当にウソのようでした。
安定飛行に入ると、息子は眠そうにし始めたので抱っこで寝かせました。
いつものお昼寝の時間だからでしょう。
往路同様にバシネットを付けてもらったので、良く寝たタイミングバシネットに降ろしました。
ちょうどそのタイミングで機内食も提供されました。
往復ともに機内食をのタイミングで寝てくれていたのは今考えれば奇跡です!
その後もバシネットで寝たり、座席で遊んだりを繰り返しましたが、着陸3時間前から少しずつ機嫌が悪くなりました。
日本時間の深夜だったので眠気が原因だと思います。
それでも何とか着陸まで大きなぐずりはなくパリに到着しました。
大泣きが無かったのはとても良かったですが、バシネットで寝た時間は多くなかったので、私はほぼゆっくり座る時間はありませんでした。
機嫌が良くても動くし、膝で寝ているか抱っこであやしているかだったので。
3列の隣は空席でしたが、その空席を挟んで隣の席はとても優しい50代くらいの日本人女性でした。
搭乗時から息子に話しかけてくれ、途中で少し機嫌が悪くなってもあやして下さいました。
CAさんと親しそうに話していらっしゃる様子を見ていると、おそらくその方もCAさんのようでした。
プライベートだと思われたので特にご本人に聞いたりはしませんでしたが、子連れにとても理解があり、ありがたかったです。
しかも、パリ到着時は子連れで大変だろうと分かれるまでマザーズバックを持ってくださり、「お母さんもほとんど座らず頑張りましたね。」と声をかけてくださって涙が出そうでした。
パリトランジット中
長時間フライトを終えたのは良いものの、次のフライトまで1時間40分しかない。
しかも国際線→国内線への乗り換えのため、パリでセキュリティチェックと入国審査があったのでまだまだ緊張状態です。
まずはセキュリティチェック。しかしここで出端をくじかれました!
液体ミルクはまだマザーズバックに数本入っており、関空出発時と同様にそのことを申告し最初の係員は「分かりました!」と返事。
鞄の中身をチェックされることは想定内で、実際チェックされるレーンに鞄は流されたのですが、この中身をチェックするおじさんの仕事が遅い!
私の前に外国人の若者もチェック対象になっていたのですが、おじさんは冗談抜きですべての動きが動物のナマケモノより遅いくらいのスピードだったんです!
若者の荷物がなぜが異常を検知し、おじさんは「なんでだろうね」なんて言いながら何度も同じ作業をしたり、ビニール手袋を外してはめてを何度もしたり、意味の分からない動きを繰り返します。
しかもニヤニヤしながら!
勿論このすべての動作もナマケモノのスピード。
なので、後ろにどんどん人が並んでものの数分で15人ほどの待ちが発生。
周りも典型的なパリの空港職員、「自分の仕事以外のことはしない」「列が伸びていても自分には関係ない」という感じで、特にヘルプをすることもなくナマケモノのおじさんだけがひたすらゆっくり作業をするのみ。
待たされている乗客たちはどんどんイライラムード。
おじさんはそんな空気全く気にしません。
結局、私の前の若者の荷物は異常なし。何だったんだ!
しかも、おじさん謎のぼーっとタイムに入ります。
何かを待っている様子でしたが、その間に私の荷物を検査してくれ~!と心で叫びます。
この時点ですでにセキュリティチェックにたどり着いて30分ほど経過。
私は小心者だし、日頃からクレームを言ったりできないタイプではないのですが、この時ばかりは息子もいるのに次のフライトを逃すわけにはいかない!という焦りもあり、「次の私の荷物を検査してください!」と言いました。
おじさんは「順番にやるから待ってください」と言うも、こちらも引かず「次のフライトまで時間がないの!子供のミルクが入っているだけなんだから早くしてよ!」と声を荒げてしまいました。
こういうタイプの人には何を言っても意味は無いと分かりつつも言わずにはいられなかったのです。
結局おじさんが何を待っていたのか不明のまま、しれっと私の荷物の検査が始まりました。
作業は相変わらずナマケモノペースでしたが何とか無事に通過しました。
この時は、私のあまりの焦り様に息子もぽかん。
フランス在住3年半、この時ほどフランス語が話せてよかったと思うことはありませんでした。笑
私のフランス語レベルは決して高くありませんし、スピーキングも苦手ですが、人間追い詰められるとできるんだと実感しました。
あのまま文句も言えないままだったら、今もモヤモヤをずっと引きずっていたと思います。
と言うことで、だいぶ焦りながらもセキュリティチェックを通過し、入国審査へ。
入国審査では、子連れかつフライトが迫っているということで並ぶことなく窓口へ案内してもらえました。
窓口では、「Bonjour」とあいさつすると同時に息子のフランスのパスポート、私の日本のパスポートとフランスの滞在許可証を提示しました。
こうすると特に質問される前に私はフランス在住だと理解してもらい易く、審査もスムーズに進むことが多いからです。
子連れは初めてだったので少々緊張しましたが、「赤ちゃんは貴方の息子さんですか?かわいいですね」という会話のみで、すんなり終了しました。
そこからリヨン行の便の搭乗口へも10分ほどで、最終的には搭乗開始の30分前くらいに搭乗口に到着していました。
息子は眠そうにしていたのでミルクをあげて、少し寝かせようとしてると搭乗が始まってしまったので眠ることなくバスに乗り飛行機へと向かいました。
フランス時間21:20
リヨンに向けパリを出発
約1時間のフライト。
離陸時から安定飛行に入るまでは良かったものの、眠気が限界を迎えたけれど眠れない息子。
着陸態勢に入ったあたりから機嫌最悪。
大泣きが始まってしまいました。
眠すぎて地団太を踏むように足もバタバタし始めました。色々と試してみるも、原因が眠気なのでどうにもできず。
周りの方にも息子にも申し訳ないく、到着するまでの約20分がとても長く感じました。
フランス時間22:30
リヨン空港に到着
早く下りられるように周りの方が通路を譲って下さり、私は逃げるように息子と荷物を持って降機しました。
飛行機を出て歩き出すと気分転換できたのか、息子も落ち着きを取り戻し、泣き止みました。
その時に後ろから日本人の女性が声をかけてくださいました。実はこの方、搭乗のために乗ったバスでたまたま隣に座った日本人マダムでした。
リヨンに30年以上住んでいらっしゃるそう。
フランス人と結婚しフランスで子供2人の出産・育児をしたそうで、子連れでの日本一時帰国のエピソードもお話してくださっていました。
小さな飛行機だったのでもちろん息子の鳴き声はその方にも聞こえており、飛行機を降りた後に心配して声をかけてくださったのです。
この方も私の手荷物を持ってっくださり、そればかりか受託手荷物をピックアップしてカートに乗せるところまで手伝ってくださいました。
もし一人だったら、息子を抱っこ紐にいれた状態で重たいスーツケースを持ち上げるのに苦労したでしょう。
本当にありがたかったです。
夫と再会
親切な日本人マダムにお別れを言い、出口を出ると夫が待っていてくれました。
ここまで来るとやっと安心できました。
日本から離れるのは辛かったですが、フランスで待っている夫との再会を励みにフライトを頑張りました。
3週間ぶりの再会で私はもちろん、夫も嬉しそうで良かったです。
リヨン空港から自宅は車で2時間かかるのですが、私も息子も車に乗ったら即爆睡で、気づいたら家でした。笑
フライトの反省点
夜間便より昼間便の方が良かった
夜間便の方が機内で寝られて息子にとって良いだろうと思っていましたが、息子は私の予想よりも環境が整っていないと寝られないタイプでした。
寝ている時間は少ないが、眠くて大泣きするリスクの少ない昼間便にすればよかった。
1フライトがもう少し短い便にすれば良かった
今回はエールフランスを利用してパリで乗り換えをし、その後日本へ直行する便を選びました。
そうするとパリから一気に日本に行けるのはいいのですが、ノンストップで13・14時間のフライトに耐えなければなりません。
寝られるお子さんなら夜間便かつ長時間フライトが合っているかもしれませんが、ねんね下手の息子には昼間便かつ1フライトがもっと短い便を選べばよかったと思いました。
例えば、ドバイ乗り換えのエミレーツ航空、リヨン→ドバイ→東京というフライトです。
実はこのパターンは航空券を購入する際に、トランジットが長いので選ばなかった便です。
しかし、それぞれのフライトが7時間程度なのでいつも夜に寝ている時間を避けたフライトにし、トランジット中に空港で寝させるというのも次回以降の案としてアリだなと思いました。
空港でもいつもよりは寝にくいですが機内よりマシだし、ぐずった場合に逃げ場があるのは親の心理としてはありがたい。
トランジットが超長時間であれば空港内ホテルを利用するのもアリだし。
まとめ
覚悟して挑んだものの、10か月の赤ちゃんとのワンオペフライトはやはりハードでした。
それでも、この時期しかない息子の成長を日本の家族に見せられて良かったと思うし、私自身も1カ月だけだけど母・姉に助けてもらいながら日本で子育てできて本当に幸せででした。
そして母国で行動するのって簡単!
息子と2人だけのお出かけのハードルもかなり低くとても充実感がありました。
改善点はあるものの、今回の経験を教訓に今後も日本一時帰国をしようと思います。
また、今回の旅でたくさんの方に助けていただきました。
日本滞在中での街中でもそうですが、フライトでも国籍問わずたくさんの方の優しさに涙が出そうでした。
特にフランス帰国時に助けてくださった日本人女性2名は、海外で酸いも甘いも経験した人の強さから出る優しさを感じて、自分がフランスで頑張るエネルギーも貰えた気がしました。
子連れの方だけじゃなく、困っている人に対して私も絶対に味方になってあげるぞ。っと心に刻んだ経験でもありました。
約1カ月の日本滞在。
久しぶりの日本かつ子供が出来て初の帰国と言うこともあり、新たな発見も多かったです。
皆さんにシェアしたいことが沢山あるので、滞在中の体験についてはまた改めて記事にします。
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