フランスで結婚式② 日本と違う!ギリギリだった計画・準備編

こんにちは。

今回は前回の記事(私たちのフランスでの結婚式)の準備編です。
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私たちは2023年7月上旬にフランスで結婚式を行いました。それに向けて準備した内容を、準備した順番で紹介していきたいと思います。

式の約9カ月前(2022年10月ごろ)
  • 会場 

    私たちは一番最初に決めたのは会場でした。というのも、夫の親戚がサヴォワ地方でホテルを経営しており、義姉の結婚式や家族行事はそのホテルで行うことが多く夫にとって思い入れのある場所だそう。なので夫の強い希望で、そのホテルで行うことは何となく前から決めていました。
    そして、ホテルなら当日も参列者がそこに宿泊できるし、そのホテルにはシェフがいるので式の食事も別のケータリング業者を探す必要がないから手間が省けて一石二鳥ということで迷うことなく会場は決定しました。結局、後々ケータリングは必要になるのですが・・・

    会場の地域はのどかな雰囲気です

  • 日程 

    日程を決めるにあたり、会場はアルプス地方で気候的にも夏が良いし、式の為に渡仏してくれる母をウィンブルドン(毎年初夏にイギリスで開催されるテニスの世界大会)に連れていきたいという姉の思いがあり、2023年夏に式をしたいというぼんやりした希望がありました。そのことは夫も前から承知していたものの、なかなか話が進まないので「そろそろ具体的に計画していかないとやばいぞ~」というのをこの時期くらいにネチネチ言ってやっと夫の重い腰が上がりました。笑
    夫はきっちりしているし、式も楽しみにしていたんですが何せ旅行や行事ごとなどプライベートなことは何でもギリギリで、行き当たりばったりなことが多い。そして直前になってうまくいかないことにイライラし始めるんです。仕事はきっちり事前準備するタイプなのにプライベートは適当で不思議でしょうがないです。日本なら私がさっさと進めて事後報告ということもできるのですが、何せ異国だし会場は夫の親戚のホテルだし、夫が動いてくれないと前に進まない!モヤモヤでした・・・とわいえ夫にやってもらったことも多いので直接文句垂れるわけにもいかず、ここで吐き出させてください。笑
    そんなこんなで、夫とホテルの親戚が日程調整してくれて、日本の母と姉も休みが取れることを確認し、無事に日付は決まったのでした。
    姉は昔イギリスに留学していたことがり、母はイングリッシュガーデンやウィンブルドンが大好きなのでフランスと併せてイギリスに旅行に行くことも決まりました。母は海外旅行は不慣れだし、体力的にもヨーロッパへの旅行は下手したら最初で最後かもしれないという思いがあったので、結婚式ももちろんですが何とかウィンブルドン行きも実現できそうで安心しました。 

  • ラインで出席確認 

    日程が決まったところで、私も夫もお互いに親戚や友達に出席依頼の連絡をしました。私の親戚は海外慣れしている人がほとんどいないので、ほぼ来られないと分かっていましたが、とりあえず来てほしいという思いがある親戚や友人全員に声をかけました。2022年10月ごろにメッセージを送って、返事は余裕をもって年内を目安に依頼しました。この時点で、エクセルで下記の管理表を作りました。

    招待したい人を全員リストアップして、メッセージを送ったらG列にレ点を付ける。そして、参加・不参加の連絡が来たらH列に○×を付けるというようにして、管理しました。参加○が付いた人の行は黄色になるようにも設定しました。その方が見分けやすいです。そのあとは、招待状の送付をしたか、ホテルの予約は必要かなど、必要な項目をどんどん追加していき1つのエクセルで色んなことが管理ができるようにしました。
    ちなみに私は30人の親戚に声を掛け、3人出席(自分と母と姉)になり、友達は23人中9人来てくれることになりました。エクセル最上部の表はそういう内訳をカウントするために設けましたがなかなか管理しやすかったです。私たち仕様で作ったものですが、どんな感じで管理しようか迷っている人は参考してください。ちなみにラインでは、旅費は負担いただくことになること、会場はだいぶ田舎なので移動が長くなってしまうこと(主要駅から会場までのバスは手配する)などなど回答するにあたって迷いそうになるポイントをあらかじめクリアにして伝えておきました。

式の約5カ月前(2023年2月ごろ)
  • ケータリング業者 

    ここで問題が発生。会場となるホテルで働いていたシェフが急にやめてしまい、2023年の夏は料理の提供できないと夫に連絡が入ったのです。表向きのホテル営業もしないものの、結婚式の為に会場と客室は開けてくれることになったのですが、料理はケータリング業者を手配しないといけないことないなりました。泣
    式まで半年も無いぞ!と焦りましたが、ホテルで地元のケータリング業者を紹介してもらい、実際に会いに行くことができました。私たちの式のスタイルを説明するとさすがプロ、すぐにアペロで提供する前菜とディナーのラインナップを提案してくれました。その場で大体の人数を伝えて見積書を後日送ってもらいました。最終確定の人数は式の10日前に確定させて連絡すればそれで料金を確定してくれることになりました。 

  • ホテルとの詳しい打合せ 

    ホテルとは日程を決めただけの状態になっていたので、再度会場に行って詳しい打合せをしました。私たちはすでに両国での入籍手続きは済んでいたので、市役所での手続きは必要ありませんでした。なので、ホテルの庭でセレモニーを行い、バルコニーでアペロ(軽く飲みながら前菜をつまむ)をして、その後はホテルのレストラン会場で披露宴のようなディナーからダンスパーティーをするということで決まり、また希望者はそのホテルに宿泊可能ということになりました。なので、会場移動なしですべてホテルで完結でした。あとは、大体のテーブルの配置や収容可能人数などを確認しました。
    また、料理はケータリング業者に依頼しましたが、サービススタッフと飲み物はホテルの方で手配してもらいました。

  • 花屋さん 

    デコレーションについては、特に絶対この人にやってもらいたいなどのこだわりがなかったので、これまたホテルで紹介してもらった地元の花屋さんにお願いしました。まず電話で依頼をして式の日に対応をしてもらえることは確定しました。そして一週間後くらいに会場となるホテルで打ち合わせをするアポを取りました。実際に会場を見ながら予算や雰囲気の希望を伝えました。私たちは使ってほしい花の指定はなかったのですが、ホテルの会場の壁が赤かったので花で色を増やしてしまうと統一感のない印象になってしまうので、白と緑で統一してほしいという希望をしました。お互いのイメージがズレないように事前にイメージに合う画像を保存しておき、見せるのが良いでしょう。私は、ピンタレストというアプリを利用しました。会場イメージ以外も、ドレスや髪型など、キーワードを入れるといろんな写真が出てきて保存もできるので具体的なイメージを仕上げていくのに活用しました。当日のテーブル装飾はこんな仕上がり↓↓

  • ヘアセット 

    こちらは地味に手配するのに困りました。日本だったら結婚式プランにヘアセットが入っていることもあるのですが、今回はすべて個人手配だし、結婚式専用の会場でもない、しかもド田舎なので出張ヘアメイクさんなんて見つからないという問題がありました。しかも見つけてもフランス人なのでイメージを伝えるのも自信ないし、髪質が違うアジア人の髪をうまく仕上げてくれるのかという技術的な不安もありました。メイクは自分でやろうと思っていたのですが、さすがにヘアセットはセルフは自信ない。そんな壁にぶち当たっていたところにフランス人の知り合いで元美容師の女性がいるのを思い出しました!夫婦で仲良くしてもらっていて結婚式にも招待してたいたフランス人のご夫婦がいらっしゃり、その奥様の方が元美容師なのです。それを思い出しお願いしたら快諾していただけました。依頼をしてすぐに一度リハーサルへアセットをしてもらいました。彼女もアジア人の髪は全く別物だからリハーサルをしておきたいという思いがあったようで、私も事前にイメージを伝えることができて安心して本番を迎えることができました。 

  • DJ 

    こちらもヘアセット同様に困ったところでした。当初は親戚であるホテルオーナーが過去に経験があるから、彼にお願いしようと思っていたのですが「俺はもう年だから今の流行りやセンスは分からないよ」と自信がないよということで断られてしまったので新たに探さないといけなかったのです。DJのセンスは結構大事。しかし、どうやって経験豊富な人を探せばいいのか頭を抱えていたそんな時に再度救いの手を差し伸べてくれたのがこれまたフランス人ご夫婦(奥様がへアセットをやってくださることになったご夫婦)!ご夫婦の知り合いにDJがいるとのことですぐに連絡してくれて引き受けてくださることになったのです。人脈って大事ですね。笑 本当に助かりまた。しかも結果、センス抜群のDJで最後まで盛り上がりました。 

  • 司会進行・付添人を決めて依頼私も夫もお互いに幼馴染に付添人を依頼することに決めて、本人にお願いしました。とくに日本では付添人というのは馴染みが無かったので私の幼馴染にはどんなことをするのかを事前に説明しました。私の場合は付添人としてのバージンロードの入場と、友人スピーチをお願いしました。私たちは神父さんが同席しての式はしなかったので、セレモニーを進行してもらう司会を誰かにお願いする必要がありました。
    司会の選定は少し考える必要がありました。なぜなら日本語とフランス語で進行したいという希望があったからです。そうなると各言語を担当する2人を選ばないといけなかったのですが、その2人は打合せでコミュニケーションをとる必要があるので共通言語が必要です。当初はフランス語が堪能な日本人の友人がいたのでその人と、フランス人の夫の親友の2人お願いしようと思っていたのですが日本人側が出席できなくなってしまったのです。最終的には夫の親友がフランス語担当、私の姉に日本語の進行をお願いすることになりました。2人とも英語が堪能なので打ち合わせなどコミュニケーションは英語で取ってもらいました。
式の約3カ月前(2023年4月ごろ)
  • 衣装 

    ウェディングドレスは購入しました。日本だと購入は高いし、会場によっては持ち込みの料金がかかったりするので費用がかさむイメージですが、フランスでは購入が一般的のようです。街にある専門ブティックで購入しても1,000€くらいで購入できるようです。高額ではありますが日本よりは安いですよね。でも私は衣装にできるだけお金をかけたくなかったので、ネットで300€ほどで購入しました。JJ’s houseというサイトです。中国製の大量生産をしている会社ですが、レビューを見ているとそんなに悪くなさそうだったしサイズオーダー(返品不可)もやっていたので私のドレスと私の付添人をしてくれる友人のドレスはこちらで購入しました。また、夫の衣装もネットで400€ほどで購入しました。HOCKERTYというサイトです。こちらもサイズオーダーができたのに加えて、生地やボタンなども選べたようで夫は相当悩んで決めていました。笑
    お互いに靴や小物類はアマゾンや近所のお店で調達しました。ちなみに、当日のバージンロードで登場するまではお互いに衣装を秘密にしようということになり、本当に当日登場して初めてお互いの衣装を見ました(^^)
    お互いにネットで注文ということもあり、届くまで質感やサイズに不安はありましたが、結局納得のいく製品で安心しました。夫の方はぴったりで、私の方は少し大きめだったので自分で手直ししましたが許容範囲内でした。
    到着までにサイズオーダーだと少なくとも1カ月は必要なので、余裕をもって注文されることをお勧めします。ここでも夫のなまけ癖が出て、スーツは5月半ばに注文していたのでハラハラしました。笑

  • 招待状 

    こちらもネットでオーダーしました。Monfairepartというサイトを利用しました。
    夫は余裕ぶっこいてましたが、私の感覚ではこの時点で招待状を発送していないのは遅い気がしたのでだいぶ夫のケツを叩きました。私がせっかちなだけで、フランスはこんなもんなんでしょうか?いや、夫が遅いだけだろうな。笑

    このサイトは招待状以外にもテーブルに置くネームカードや座席表など紙製品がオーダーできるサイトでした。この時点では出席者が最終確定していなかったので座席表などはまだオーダーできず、招待状だけオーダーしました。デザインを選んで、内容はカスタムできるので便利でした。試し印刷も無料でできたので日本語入力しても文字化けしないことを事前確認して本オーダーができたのも良かったです。招待状には日程と当日のプログラムに加えて、希望者は会場のホテルに宿泊できること、日本から来る人はご祝儀不要など記載しておきました。

式の約2カ月前(2023年5月ごろ)
  • バス会社 

    母親と姉は早めに私と会場のホテル入りするので会場までの車は不要だったのですが、日本から10名の方が参列してくれることになり、その方たちのバスの手配が必要でした。なにせ、東京または大阪からパリに来るような単純な経路ではなく、そこからリヨンに移動し、そこから車で2・3時間の山奥の会場まで来てもらわないといけなかったからです。バス乗車希望の確認を全員にして、乗車人数が確定したのでネットで依頼しました。こちらは最終的に利用した業者を忘れてしまったのですが「locationminibus」とネットで検索して2・3社に見積もり依頼して一番安い業者に依頼しました。結果的に大きめのバンを2台利用したのですが、利用した日本人たちは快適だったと言ってくれたのでよかったです。 

  • テーブルに置くプチギフト 

    日本の結婚式だと披露宴の終わりに新郎新婦が参列者に渡すプチギフトのようなものをフランスではディナー会場のテーブルに置いていることが多いので私たちもテーブルに置くことにしました。何を贈るか迷ったのですが、その地方の物が良いと思い地元のはちみつにしました。グーグルマップで会場近くのはちみつ屋さんを検索すると、ちょうど自家製のはちみつを製造販売しているお店があったのでそちらに依頼しました。100gくらいのはちみつ瓶とミニはちみつ用スプーンみたいなのが入ったものにしました。1つ5€でした。
    地元の個人でやられているお店だったのですがとても親切な方で、式数日前に出来上がったという連絡をいただいた際に、お店に取りに行く時間を確認しようとしたところ、ちょうどホテル近くのマルシェに行く予定があるからついでに会場に配達してくれるとのこと!しかも無料で。なんて親切な!
    余談ですが、会場ホテルで日頃朝食で提供しているはちみつは大量生産の物なので、ちょうど地元の物を仕入れたいと思っていたそうです。そんな時にたまたま今回のはちみつ屋さんが配達に来たので今度から、そのお店からはちみつを仕入れることにしたとホテルオーナーが喜んでいました。そんな素敵な出会いがあったと知ってなんだかうれしかったです。

  • 写真 

    写真はそこまでこだわりは無く、知り合いのアマチュアカメラマンとかで安く引き受けてくれる人を見つけられたらいいなと思っていたのですがギリギリまで見つからず。結局、Mariagesnetというサイトで会場近くのカメラマンを検索し、何人かに見積もり依頼をして決めました。そして、今の時代はみんなスマホで写真や動画を撮るだろうと思っていたので、式の後にグーグルフォトの共有アルバムを作って参列客の方にリンクを共有し、みんなが撮ったものをそこにアップロードしてもらいました。また、カメラマンには写真しか依頼していなかったので1人の友人に可能な範囲でいいので携帯でセレモニー中の動画を撮影してもらうようお願いしました。そのおかげで、私が入場する前の会場の光景なども後から見返すことができてありがたかったです。結局、参列者のみんなが撮ってくれた写真と動画だけで約300ショットありました。そして、プロのカメラマンの写真が失敗ショットなど全部合わせて700ショットのデータがありました。カメラマンの技術はまぁまぁという感じで、センスも普通。感動する出来の写真は限られていました。料金はデータと併せて後日希望した写真の印刷(A4サイズ2枚、A3サイズ1枚)を含め900€でした。これは16:00~1:00までの撮影時間での料金なので、拘束時間によって料金は変わるでしょう。また、私たちは割と費用を抑えてカメラマンを選んだので、もっと本格的な写真家にお願いすると倍以上の費用が掛かったり、値段はピンキリだと思われます。私たちの場合は、写真を飾る予定もなかったし、記念に記録しておきたいという程度の気持ちだったので今回のカメラマンの写真と参列者の皆さんの写真で十分でした。

式の約1カ月前(2023年6月ごろ)
  • 招待状以外の紙類の用意 

    ディナー会場で誰がどの席に座るかを決めて、席次表を作りました。当初は招待状を注文したサイトで依頼しようかと思っていたのですが、紙だけ買って自分で印刷した方が安いし、直前の変更が出ても修正しやすいと思いアマゾンで硬い紙だけ購入しました。デザインはCANVAというアプリを使用して作りました。出来上がりは下記の写真。箱や造花はHEMAや2€shopという雑貨屋さんで調達しました。手作り感がありますがまぁここで費用を掛けたくなかったので後悔なしです(^^テーブル上のメニューも同じサイトで日本語・フランス語両方記載しているものを作り印刷しました。また、テーブルに置く名札も同じように自分で印刷しましたが、MonMarquePlaceというサイトを利用しました。名簿のエクセルをアップロードすると、サイト上でわざわざ名前を入力していかなくても個別の名札が印刷できたので便利でした。デザインのレパートリーは少ないですが無料なので、そんなにこだわりがなく費用を抑えたい方にはお勧めです。

  • 式に使用する細々したものを用意★ロウソク・・・テーブルに置く花は花屋さんが用意してくれたのですが、一緒に飾るロウソクは自分たちで用意しました。花屋さんのアドバイスにより、子供もいるので本物のロウソクではなく本物のようにゆらゆら灯る電子ロウソクをアマゾンで購入しました。

    ★ご祝儀BOX・・・フランスでもご祝儀文化はありますが日本ほどきっちり決まっていないので、渡す渡さないも金額もあくまで気持ち。渡す場合は専用の箱が用意されているのが一般的なので私たちも用意しました。近所にあるHEMAという雑貨屋さんで紙製の箱を買い、カッターナイフで穴をあけた簡単なものを作り、受付に設置しました。

    ★セレモニーで使用するもの・・・ワインを封印するというイベントをやったので、ワインを保管する木箱、ワイン、箱にみんなにサインしてもらうための油性ペンなど、細かいものを調達しました。あとは、三々九度で使用する日本酒も近所のアジアスーパーで調達しました。

    ★日本人ゲストへのお土産・・・日本から来てくれるゲストにはホテルの部屋にフランスのお菓子やスパイスなどを詰め合わせたお土産を置くことを思いつき、ギフトバックと併せてスーパーで調達しました。中身は高級品ではないのですが、LUのビスケットやタプナードなどフランスで親しまれている商品を7・8品詰め合わせました。

    などなど細かいものも漏れの無いように用意しました

     

  • 最終的な人数確定出席者の人数を最後の2週間くらいで確定させて、ケータリング業者に報告をしました。また、会場ホテルに宿泊する人のリストと部屋割りをホテル側に提出し料金を教えてもらいそれをゲストに伝えたり、バス乗車の集合時間と集合場所の共有など当日に向けて最終的な調整をしていきました。
  • 司会者進行役との打ち合わせ
    司会2人と私たちの合計4人でのオンラインの初顔合わせは本当にギリギリの1カ月前になってしまいました。これも私たちがちんたらしていたからで、2人には負担をかけてしまったなと反省しています。。
    式のプログラムは夫と事前に作ってエクセルにまとめたものを用意しており、2人には台本通り進めてもらうだけ、くらいのつもりだったのですがそうはいいかず!夫の親友の力の入り具合が私たちの想像を超えていたのです!
    例えば簡単に「司会をする新郎の友人の●●です」というくらいの自己紹介をしてもらう予定だったのですが、彼が手直しした原稿は5分くらいのものだったんです。夫との思い出や私の第一印象など、それは自己紹介ではなくスピーチだというようなボリュームでした。よく考えたらそうですよね。夫と親友は長い付き合いで、住む国が違った時も悩みを相談し合ったりして支え合ってきた大親友の結婚式は想いが強くなりますよね。内容はとっても愛たっぷりで素敵なものでした。
    ですが、彼がたくさん原稿を用意するということはそれを姉が日本語に翻訳する膨大な時間も必要ということ!予想以上の翻訳量(しかもフランス語⇔英語⇔日本語と二段階翻訳)だし、姉は妹の結婚式なので親友に比べると熱量も違うし戸惑ってました。笑

    しかもサプライズのクイズ大会も同じように翻訳が必要だったので、本来はもっともっと早めに顔合わせをして余裕のある準備期間を持ってもらえるようにするべきでした。カツカツのスケジュールの中、仕事もあるのに文句言わずに私たちの為に頑張ってくれた2人に感謝しかありません。
    2人のおかげで両国のゲストにも感動した!と言ってもらえる素敵な式にすることができました。一生頭が上がりません。
まとめ

正直、私たちはかなりスタートが遅れていた方だと思いますが、何とか終わって一安心という感じでした。
もしこれから結婚式をしようとしている人にアドバイスがあるとすれば、早めの準備大事ということ!言われなくても、て感じですよね。笑 協力してくれる人にがかかりますからね。反省。。。

日本との違いについては、プランナーさんのような総括管理してくれる人を雇うのは珍しく、基本的には自分たちで業者を手配していくということ。デメリットは自分たちで管理しないといけないことが多いということですが、メリットはこだわりたいところと費用を抑えたいところとを自分たちで調整しやすいところと、スタイルも自由度が高いというところ。私たちの場合は、来てくださる方ができだけ快適に過ごしてもらうことを大事にしたかったので、宿泊先の手配や、日本人から来てくれるゲストの交通手段手配にお金を掛けて、他の削るところは費用を削るということができたので、フランスの結婚式はメリットの方が大きかったと感じています。

次回は結婚式の最後の投稿で、費用の詳細について記載したいと思います。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー↓↓2023年7月31日 続編、費用の詳細についての記事を更新しました

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