１）婚姻届記載事項証明書にアポスティーユを取得（所要日数11日）
前回記事で、入籍時に役所でもらっておくように記載した婚姻届記載事項証明書を外務省に郵送し、アポスティーユ（日本の正式な書類であること外務省に認めてもらう）を取得します。
申請方法は下記リンク記事の中に記載していますので参考にしてください。
私は1月8日に外務省に発送して、1月18日に郵送で受け取りました。

アポスティーユ申請の流れ記載ページ

２）婚姻届記載事項証明書のフランス語翻訳を依頼（所要日数9日）
下記リンク記事の中に記載している、戸籍謄本のフランス語翻訳依頼と同様にフランス大使館に提出するフランス語翻訳は指定業者での翻訳が必要です（個人で翻訳はNG)。
なので戸籍謄本と同様に、私はアンスティチュフランセ東京に依頼しました。
料金は17,000円。高いけど、内容も複雑だし仕方がないですね。
1月18日に依頼をし、１月26日に受け取りました。

フランス語翻訳依頼の流れ記載ページ

※注意※　アポスティーユ部分もフランス語翻訳が必要ですので、必ず②を終えてから③の翻訳依頼をして下さい。

３）転記依頼書（Demande de Transcription d’Acte de Mariage）を作成（即日可）
依頼書は下記のフランス大使館HPからダウンロードします。
https://jp.ambafrance.org/Mariage-d-un-e-francais-e-avec-une-personne-de-nationalite-etrangere-au-Japon
内容は氏名や子供の有無、出生地などを記載するものでフランス人パートナーをを頼ったり、Google翻訳を使えば難しいことはありませんでした。

４）フランス大使館に必要書類を発送し、あとは待つのみ（発送から完了までの2か月）
フランス大使館に送ったもの
・アポスティーユ付の婚姻届記載事項証明書
・アポスティーユ付の婚姻届記載事項証明書もフランス語翻訳
・大使館HPからダウンロードした転記依頼書
・レターパックプラス

私たちは1月27日に大使館に発送し3月27日にレターパックで受け取りました。
中には、フランスが発行した婚姻証明書（Act de Mariage)と家族手帳（livret de famille）が同封されていました。
HPには1か月程度と記載されていましたが、他の方のブログなどを拝見していると2か月ほどかかったというのを多く目にしたので覚悟はしていたものの、長かった。。。
でもこれを受取ったら両国での結婚は正式に認められているので一安心！
フランス人にとってはこの家族手帳が戸籍謄本のような感覚らしく、夫は家族手帳をみて結婚したことをより実感できたようでした(^-^)

中には夫、妻それぞれの情報が印字されており、今後家族が増えたら空白ページにどんどん情報が追加されていくシステムのようです。
この家族手帳、私たちは緑でしたが別の色も存在するようです。
なぜ緑なのか調べたところフランス領土外にある当局（大使館や領事館など）が発行したものは緑だそうです。
確かに私たちの表紙には「ministère des affaire étrangères（外務省）」の文字があり、中にも在日フランス大使館の代表印（？）が押されていました。
義母は茶色で中身も手書きでした。
義姉はイタリア人とフランスで結婚していますが、何色なのかはまだ聞いたことないです。
同じ発行元でも発行の年代によって違うだろうし、外国での結婚でもEU国同士ならまた違うのでしょうか？
追々調べよう。。。
手続きは大変ですが、要所要所で日本との違いを知ることができて、興味深いです。

ちなみにこの後フランスのVISAを取得する方は、家族手帳に同封されている婚姻証明書（Act de Mariage)も大事に置いておいて下さい。

私はVISAを取得したらすぐに渡仏する予定だったので、家族手帳が届くのを待っている２か月間の間に免許証やパスポートの改姓手続きなどを行いました。

次回はビザ申請について記載します。

日本での結婚からフランスビザ取得までの流れvol.4

私たちの結婚から私のフランスビザ取得までの流れ

④フランス側に日本で結婚したことを申請（完了まで約２か月半）

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