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2026年版|フランス保育料の前年比較|CAF家族指数更新とPaje基礎手当の実体験まとめ

こんにちは。

今回は、フランスの保育園(Crèche)の料金について、2025年と2026年の比較を交えながらご紹介します。

現在1歳になったばかりの息子は、2025年、生後6か月の頃から集団保育のCrècheに通っています。

今回は特に、

  • CAFの家族指数(Mon quotient familial)
  • 年が変わった際の収入申告
  • 保育料の変化
  • 2026年から支給されたPaje基礎手当

について、我が家の実体験をもとにまとめました。

Crècheの申し込みの流れや昨年の詳しい料金については、過去記事にまとめていますので、気になる方は下記リンクからご覧ください。

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CAFの家族指数とは?

CAFは、家族・住宅・生活支援を管轄する公的機関です。

保育料の助成、妊娠中の手当、児童手当だけでなく、住宅手当や生活保護なども担当しています。

私は妊娠中に出産一時金を受け取るため、2024年に初めてCAFへ登録しました。

登録時に入力するのは主に:

  • 家族構成
  • 世帯収入 など

これらを基に算出されるのがMon quotient familial(家族指数)」 です。

この金額そのものが支給されるわけではなく、この指数を基準に手当額や保育料が決まります。

そのため、CAFには世帯収入を正しく申告しておく必要があります。

収入の申告は毎年必要?

家族指数は基本的には自動更新なので、毎年CAFへ収入申告する必要はありません。

フランスでは会社員でも全員が毎年、確定申告を行います。

その情報が税務署からCAFと共有され、家族指数が自動更新される仕組みです。

なので、例外を除き、年が変わる度に自分で世帯収入をCAFに申告する必要はありません。

しかし、我が家はその「例外」に当てはまっていたのです。

自分たちでは自覚していなかったのですが、年明けすぐにCrècheの園長先生からCAFの情報が更新されていないと教えてもらったのです。

保育料金の計算に影響するので、園長先生が事務処理をする際に気づいてくれたようです。

調べてみると、以下のような場合は自分で申告が必要になります。

  • 転職
  • 失業
  • 自営業への変更
  • 家族構成の変化 など

我が家の場合、

  • 2024年 私が会社員から自営業へ
  • 2024年 夫の転職
  • 2024年 妊娠・2025年 出産

と変化が盛りだくさん。

収入は2年前の収入を基に家族指数が計算されます。

2026年の場合は「2024年の収入」が対象です。

この年に変化があったため、自動更新されなかったと思われます。

また、変化の内容によっては1年前の出来事であっても影響し、翌年の家族指数が自動更新されない場合もあります。

今回、我が家は園長先生に教えてもらって気づきましたが、「CAFの家族指数が自動更新されているか」を自分で確認する方法がありますので次の項目で紹介します。

家族指数が更新されているか確認する方法

1月中旬ごろにCAFのマイページを確認するのがおすすめです。

下記の画像はCAFのマイページホーム画面です。

緑枠のMon quotient familialの箇所が「indisponible」となっており、家族指数が不明(計算されていない)と言うことが確認できます。

本来であればここに家族指数の金額が表示されています。

さらに詳しく確認するため、赤枠の「Mes ressources」をクリックします。

下記の画面になるので、この画面で「Consulter」クリック。

下記の画面が表示されます。

赤枠箇所で年が選択できるようになっているので、まずは3年前(2023年)を選択。

名前と金額は隠していますが、画像の上段に私、下段に夫の3年前の収入が表示されています。

次に今年の家族指数計算に必要な2年前(2024年)選択します。

すると下記のように金額が表示されておらず、「2024年のあなたの世帯収入が不明です」という内容が表示されています。

この時点で2年前(2024年)の収入を自分でCAF に申告しないといけないことが分かります。

1月中に更新されないと、2月初めに来る1月分の保育料計算ができないもしくはCAF からの補助なしで計算される恐れがあるので、早めに更新しましょう。

CAF から更新必要のお知らせが来ると良いのですが、私は受け取らなかったので毎年1月にはマイページを確認しに行くようにしようと思います。

収入の申告方法

こちらもCAF のマイページから行うことができます。

先ほどの「Mes ressources」の場面から今度は「Déclarer」をクリックします。

この後は該当の年の収入を入力していくだけです。

我が家は夫婦なので夫の収入も入力します。

給料収入以外に収入がある場合もそれぞれ入力箇所があるので忘れずに入力します。

ここで入力する金額は、確定申告の際に税務署に申告した金額と同じなので、その際の控えを見ながら入力すると早くて確実です。

確定してから数日後に改めてマイページを見てみると、「Mon quotient familial」に今年の金額が表示されており、申告が問題なく処理されたことが確認できました。

Crèche料金の前年比較(2025年→2026年)

下記が我が家に実際に請求されている料金です。

2025年:2.82€/時間

2026年:1.84€/時間

1時間あたり約1€下がりました。

現在の通園状況は週3日です。

その内、2日が8:30〜16:00、1日が8:30〜12:30、月平均 約80時間利用しています。

月額比較

月80時間利用だとすると下記の月額になります。

  • 2025年:約226€

  • 2026年:約147€

月に約80€の差です。

春から通園時間を増やす予定なので、この値下がりは本当にありがたいです。

ちなみに、2025年の保育料が高かったのは、子どもがいなかった2023年の世帯収入を基に計算されていたため。

収入が下がった後に高い料金を払うのは正直つらかったので、2026年から実情に合った金額になり安心しました。

フランスの児童手当とPaje

フランスでは、児童手当(Allocation familiales)は子どもが2人以上いる家庭に支給されます。

我が家に今年から支給されるようになったのはPaje(Prestation d’accueil du jeune enfant)の基礎手当です。

Pajeは制度の名前ですが、妊娠から子どもが3歳になるまでを支援するいくつかある制度の総合名称です。

Pajeのいくつかの制度を紹介します。

  • 出産一時金(Prime à naissance)

妊娠7か月頃に約1,000€が一括支給されます。

支給には所得制限があり、基準内であれば一律で同額が支給されます。

多胎児であれば支給額は上がります。

私は公立病院で出産し、費用は保険適用で0€だったため、この一時金は出産準備や育児用品に充てました。

  • 基礎手当(Allocation de base)

これが今年から我が家に支給されるようになった手当で、子どもが3歳になるまで毎月支給されます。

支給に所得制限があり、こちらも考慮される所得は2年前のものです。

我が家は昨年2025年に基礎手当の支給が無かったのは、2023年の世帯年収が所得制限を超えていたからです。

しかし2024年の世帯年収が制限内に下がったため、今年2026年の1月から支給が始まりました。

支給額は:

  • 満額:196.59€

  • 半額:98.30€

世帯収入や家族状況によって満額支給か半額支給が決まります。

支給日は翌月の5日ごろなので、2026年2月初めに初めての入金がありました。

Pajeには他にも、育休中の収入補填やベビーシッター代の補助などがあります。

手当の申請は必要?

私が実際に支給されたのは出産一時金と基礎手当ですが、その2つは両方とも申請は不要でした。

子どもの出生登録と収入情報がCAFに登録されているため、対象になれば自動的にCAFに登録している口座に振り込まれる仕組みのようです。

私はCrècheの件でマイページを確認した際に、初めて今年から基礎手当が支給されることに気づきました。

まとめ

2026年の状況を踏まえて、

  • 保育料は月約80€減少

  • 家族指数は自動更新されないケースあり

  • Paje基礎手当は所得次第で支給開始

という変化と気付きがありました。

毎年新しいことが発生して、毎回勉強の日々です。

家族の状況は十人十色で、全員が同じケースということはほとんどありませんが、在仏の皆さんに私の体験が少しでも参考になれば嬉しいです。

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